こんにちは、ビタミンラッシュ開発担当の白砂です。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。ビタミンラッシュに配合している3種類のビタミンの1つ「ビタミンP誘導体」はどんな働きをするのか、わかりやすく解説しますね。
そもそもビタミンP誘導体って何?
ビタミンPは別名フラボノイドとも呼ばれ、ルチンやヘスペリジン、ケルセチンなどがあります。化粧品に配合される場合は安定化のために誘導体という形になっていて、ビタミンラッシュには「アルファグルコシルヘスペリジン」という誘導体を配合しています。
ヘスペリジンは柑橘系の果物、特に皮に多く含まれ、経口摂取(食べて摂る)こともできます。血管ケアの栄養素として人間の体には大切な働きをしています。血管の老化による疾病の多さから、現在エイジングケアで注目を集めています。それくらい期待されている成分なのです。
よかったらヘスペリジン研究会さんの動画を観てみてください。
誘導体として化粧品に配合される場合も同じく、血行促進が期待でき、血行促進によってクマやくすみ改善や、毛穴の引き締めなど多くの美容効果も期待できます。
ビタミンP誘導体「ヘスペリジン」の魅力
このヘスペリジンを採用したきっかけは、成分メーカーさんから高浸透ビタミンC誘導体APPSとの相性がよいと聞いたことでした。そして、育毛剤によく使われる「ミノキシジル」「センブリエキス」等も、血行促進成分です。ヘスペリジンは、同じく血行促進が期待される上、APPSとの相性がよいとなると配合するしかないと期待したわけです。
ビタミンラッシュに配合している「アルファグルコシルヘスペリジン」は水溶性を上げたものになるので、浸透や安定も期待できます。
ここで、日本スキンケア協会の記事を紹介します。
分解されやすいビタミンC(L-アスコルビン酸)を安定化させる働きもあります。
日本スキンケア協会 注目の美容成分 『植物由来血流促進成分 グルコシルヘスペリジン』
しかし、へスベリジンは水に溶けにくく、使用用途が限定されていました。
そこで、このへスベリジンにデキストリンとαグルコシル転移酵素を用いてグルコースを1分子付加し、水溶性にしたαグルコシルヘスベリジンが東洋精糖株式会社で開発されました。
その結果、水への溶解性はヘスペリジンの20,000倍以上に高まりました。
毛細血管の血流を促すグルコシルヘスペリジンは、化粧品に0.5%配合した場合、肌の色合いを整えてくすみを改善したり、唇の血行を良くしたり、目の下のクマや目尻の小じわを改善したりと肌や唇の新陳代謝を高める作用があります。また、血流改善により手足の冷えを軽減する作用もあります。
メインの成分である高浸透ビタミンC誘導体APPSが劣化するのを抑えてくれつつ、自身も血行ケアに働いてくれるビタミンP誘導体ヘスペリジンは、とても優秀な女房役の成分なのです。ビタミンラッシュには規定量しっかり配合しています。毎日使って血行ケアしましょう!